TOTOの考えるユニバーサルデザイン
ユニバーサルデザインは、むずかしく考えることではなく、
自分自身のことを考えることからすべては始まる、とTOTOは考えます。
それは、まわりの人を思う“気づかい”と“気づき”から始まります。
自分自身が不便に感じていること、
まわりの人が不自由していることに目を凝らし、
それを解決するための方法を考え、見つける。
それがユニバーサルデザインの視点です。
そのために常に「TOTOのユニバーサルデザイン5原則」を心にとめ、
商品を開発、提案し続けます。
TOTOのユニバーサルデザイン5原則
1.姿勢・動作が楽
姿勢や体の動きに無理がなく、長時間でも疲れないこと。
洗面台の高さが変わり、立っても座っても使いやすい。
身体をひねらず、リモコンでウォシュレットの操作と便器洗浄ができる。
2.わかりやすく簡単な操作
操作スイッチの場所や機能の違いがわかりやすく、操作の手順がすぐにわかり、操作そのものも軽い力でできたり、操作が簡単なこと。
水の出し止めが簡単にできる。
片手でペーパーの取り付けとカットができる。
3.使用者の違い、変化に対応
あとから機能が追加できたり、使用者の違いなど、変化に柔軟に対応できること。
背もたれが後付けできる。
手すりが後付けできる。
4.快適
身体に有害なものが無いことはもちろんのこと、生理的な不快感がなく、温度や明るさなど身体への負担が少ないこと。
温度変化による身体への負担が少ない。
快適におしりを洗える。
5.安全
事故が起きない配慮がされていること。
出入り口に段差がない。
温度調節ができる。
ユニバーサルデザイン(UD)とは
あらかじめ、障害の有無、年齢、性別、人種等にかかわらず多様な人々が利用しやすいよう都市や生活環境をデザインする考え方。(障害者基本計画【平成14年12月24日 閣議決定】より)