スペイン(バルセロナ)
スペインでは、新築あるいは全面改築される全ての建築物において、利用温水の30~70%を太陽熱エネルギーによりまかなうことが義務付けられています。
スウェーデン(マルメ)
スウェーデン・マルメ市のBO01地区は、2003年び100%自然エネルギーモデル地区に選ばれ、現在、その地域における電力需要量は、100%自然エネルギーによりまかなわれています。
ドイツ(フライブルグ)
環境都市・フライブルグでは、行政・企業NPOが協同で太陽エネルギーの導入を推進しています。市民の出資により、サッカースタジアムや公共の建物などに太陽光パネルが設置されています。
オーストリア
オーストリアでは、太陽光開発に力を入れており太陽熱市場は拡大を続けています。
日本(東京国際フォーラム)
東京国際フォーラムの屋根の部分には太陽光発電システム、太陽熱ソーラーシステムが導入されています。
日本における太陽光発電システムの導入推移
太陽光発電システムについては、初期コストの大きさや正確な情報の不足により導入件数が伸び悩んでいます。
メーカー販売実績によると2007年度では5万台弱程度導入されました。東京都では、CO2の削減効果や、災害時の非常電源としての効果も期待できる太陽光発電システム普及拡大をめざしています。
日本における太陽熱利用システムの導入推移
ピーク時では太陽熱温水器が年間約80万台、ソーラーシステムが約6万台の出荷実績がありましたが、現在、導入台数は最盛期の約10分の1に減少しています。 しかし、太陽熱利用システムは全般的にエネルギー変換効率が高く、設備費用が比較的安価で費用対効果の面でも有効であるというメリットがあります。そのため、東京都としても普及拡大を目指しています。
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